就職について - 君だけに教えよう

前文で、サラリーマンになったことが間違いであったことを強調してしまったので、
その辺の考えを書いていきたいと思います。

私はサラリーマンの家庭に育ち、サラリーマンになるべく生きてきました。
それは、両親を見ていて、サラリーマン家庭が悪い物には見えなかった結果だと思います。
そう考えると、うちの両親はできた両親だったのかも知れません。

ですがサラリーマンとして１０年過ごし、サラリーマンは良い物ではないことを実感してます。
私の会社が良くない会社であると考えることもできますが、多分そうではありません。
客観的に見て、中の上のサラリーマン生活です。

皆さんが考える素敵な人生ってどんなものでしょうか？

私が思うのは、「好きな時に休めて、旅行に行くお金もある」という生活です。

私が知ってるサラリーマンと言うものは

　最低限しか休めません。
　給料も必要以上にくれません。
　社員は会社の為に働きます。
　会社は社員の為にとは考えません。

結論、好きな時に休めないし、余裕のある生活はできません。
私生活を犠牲にしなければいけないことが多々あります。
例えば、

好きなアーティストのLIVEに行きたいのに仕事で行けない

これ、なんのために生きてるかわからなくないですか？
ですが、こんな生活を当たり前ととらえる方がたくさんいるのも現実で、
私からすれば感覚がマヒしてるとしか思えません。

これを当たり前ととれるか、とれないかでサラリーマンとしての資質が問われます。
多くの人は、気付かないフリをして「こーゆーものだ」と諦めて生きています。
諦めないとサラリーマンとして生きていけないので。
諦めの悪い私のようなタイプが一番損なのかもしれません。

もしかしたらこれに気付かずに生きてる人もいるかもしれませんが、
そーゆー人は真のサラリーマンです。
真のサラリーマンは私のような不満はありませんので、その人にとっては素敵な人生なのでしょう。
あなたはこれが理想ですか？

ここまであーだこーだ書いて、申し訳ないくらい薄い結論ですが、
私が思う正解は、自営業を行うということです。
自営業は自営業で大変なことも多いと思いますが、サラリーマンと絶対的に違うのは

　自分の為に働く

と言う点です。
サラリーマンは、表向きではお客さんの為に働きます。
その内情は、お客さんに恩を売り、より多くのお金を会社に落としてもらう為です。
そしてそれは、会社の為にしかなりません。
会社は社員の頑張りを９９％搾取するものなので。

自営業もお客さんの為に働いて、多くのお金を落としてもらうことは変わりませんが
それは自分の為に働いています。

自営業はサラリーマンと比べると大きなリスクを伴いますが、
社員をたくさん抱えるような大きな会社でなければ、
アイディアや努力、人脈等でなんとかなる世界かなと思います。
ただ、絶対的に必要なものがあります。

　技術や知識　など

漠然としてますが、大きく技術、知識と書きました。
例えば、ゲームアプリ会社を作ろうと思えば、システムに関する技術、知識が必要なのです。
または、それを自分で持っていなくて、それらを持ってる人を取り込もうと思えば、
自分の為に働いてもらおうと技術者を説得する説得力も技術の一つでしょう。

なので、だれでも自営業に適しているかと言えば違います。
何もない方はサラリーマンになるしかないのです。

言い方を変えると、サラリーマンにならないために技術や知識を身に着ける必要があるのです。
私にはそれができませんでした。

サラリーマンは現代で言う奴隷

よく言われる言葉です。
堀江貴文さんも言ってましたね。
私もそうだと思ってます。
良い人生を生きられるのは一生懸命働いた人間ではなく、その人たちを支配する人なのです。

ですが、現実としてほとんどの人がサラリーマンです。
あんまりおすすめできませんが、もしサラリーマンになるのなら
就職する前にきちんと考えることが大切です。
私は、会社の名前だけで決めました。
知ってる名前の会社って安心するんですよね。

有名だから大丈夫だろう。と。

就職するうえで大切なことは会社の名前ではありません。

　休みはもらえるか
　労働時間は適正か
　給料は適正か

就職活動で説明会とかに行くと、必ず質問コーナーがありますが、
こういった類の質問を聞いたことがありません。
担当者に気に入られようとしているのか、仕事の内容とか優等生な質問ばかり。
正直どーでもいいです。
私なら逆に、的を射た質問をしてくる人間を評価すると思うのですが。
ただ、実態として

　残業はほとんどありません
　給料も良いです
　休みも自由にとってください

と話せるような会社は少ないような気がします。
でも、そこを見極めないと地獄のサラリーマン生活に突入です。
入った会社がブラックであったとしても、ブラックな会社に何も考えずに入ったあなたが悪い。
そんな会社にしか内定をもらえなかったあなたは会社を責めるのではなく
今までの生き方を悔いるべきで、あなたにはその程度の価値しかないことを認めてください。

こうならないために、若いあなたは今から生き方を変えるのです。